プロの道具3
さて、大変間が開いてしまいましたが続きです。
当時の私にフォールディングコインは衝撃的でした。
そんなものがあることすら想像がつきませんでしたw
この感覚は大変貴重でいまでも忘れないようにしています。
マジック暦が長くなるとギミックの存在が当たり前になりすぎて
扱いをおろそかにしがちです(この場合は存在を秘密にするといった
意味合いの扱いです)
横道にそれました^ ^:)ねたばらしについてはそのうち詳しく書きますね
セットのコインは、それ専用のメダルと、ギミックメダル
説明書には古典的な方法が記されており。すり替えが必要
精度も高いわけではなく、ちょっと見れば線が見えます。
小学生の自分には大変敷居が高いことをやらなければなりませんでしたが
何度も失敗を繰り返しながらこつをつかんでいきました。
子供が大人をも驚かせることができる貴重なマジックだったのです。
道具の扱いは説明されていることプラス工夫と経験が必要です。
その後大学のときにやっと手に入れたシェルコインは、
ホッピングハーフのニッケルコイン。20数年前で12000円
憧れのジョンソンのギミック。フリッパーやCSBもほしかったのですが、
もっと高くて、一番安いので精一杯でした。
今手元にあるものと比べればまったく相手になりませんが、
当時最高峰のクオリティーにこれ以上のものの存在を想像する
ことすら微塵もありませんでした。
サムチップほどではありませんが、それらを使った手順には
工夫が必要でした。今風に言えばギミックにフォーカスを当てない
あからさまに隠しはしませんがよく見せない、注目を当てない工夫です。
今のように深いところまでの情報がなかった独学の私にとって
段階を踏んだ道具の購入は幸せでした。もし何も知らないでシナクラの
ギミックを手に入れていたら、きっとへたくそのままだったでしょうw
(まあ今でも上手ではありませんが)
極端に言えばばればれのギミックを使ってばれないような手順を組んだり
演じられるぐらいの技量があって、初めてプロクオリティーの
ギミックをもっても有効に使えるといったところです
パームの力が強すぎたり(最小限の力で操作できなかったり)
とにかく扱いががさつではお話にならないのですw
またギミックそのものを大切にする気持ちも養われずに手にすると
あまりよい結果にならないようです。
簡単なことです。大切にするということは、
丁寧にやさしく触ること。清潔にすること、大事に保管すること
ただ大事に保管は金庫にしまってw触れないといったものでなく
ちょっとした工夫です
パースにしまうとき、そのまま入れない、スタックしたり配置に
工夫をしてぶつかりにくく、変に力がかからないようにしまう。
かばんに入れるとき持った時下敷きにならない位置、動かない位置
圧力がかからない位置。
ポケットに入れた時ぶつかり難い、圧力のかからない場所
(お尻のポケットなんて言語道断ですw、まあ短い時間たちっぱなしなら
ありですけど)
気持ちがあれば、メンテナンスは自然にノウハウが蓄積していきます。
シナクラで行っているコインの燻しや均一化もあくまでも
初期の設定であって、本当の表情が出てくるのは
何年も丁寧に扱ってからのことになります。
私はケネディーシルバーは使い終わるごとに中性洗剤で洗って
ティッシュでやさしく拭きます。
たまに銀磨きの薬品や、布でお手入れすれば十分です
(100円ショップのもので大丈夫ですよw)
オールドコインは使用後はアルコールで軽く拭くだけ
銀さび以外の汚れがあれば中性洗剤で洗います
そうやって数年できた表情は、自分の技量そのものです
数年前、私の若い友人に私のジョンソンのシルバーシェルセットを差し上げました
(ジョンソン製の中でも大切にしていた精度の高いものでしたが
。。。まあ必要なくなったのです^ ^:)
最近彼の演技を見ましたが、上手なこともさることながら
コインをそれはもう手になじませて
自分が使っていたときより大変よい表情になっていました
そのとき、もうシナクラコインも十二分に扱えるなと思ったのでした
。。でも社会人になったときには買ってもらいますw
とまあプロの道具って単純だけど王道はないのです。
ここで購入される方はほとんどがそういった経験をつんだ
上級者の方々が多いのですが、もし初めてがシナクラで
お上手でも経験やそういった知識が必要な方にもノウハウの
コンテンツを増やしていく予定です。
最後にもうひとつ
私はずっと満足のいくシェルを求めてきました。
高いお金にもかかわらず、とんでもないものがたくさんありました
同じプロダクトにもあたりはずれがあり、よいものにめぐり合う
までかなり散財しましたw
でもせっかく手に入れても同じものが手に入らないかもしれないという不安から
使えないでいたのです。
それはお金ではなく偶然の部分が作用して安定しない不安からでした。
今は違います、どんどん使いますwどんなに使い倒しても、同様の、というか
さらに進化したギミックを作ってくれる友人がいるからです。
私のコインの表情も以前とは比べ物にならないスピードで
よくなって、最高のものをいつも使える喜びを味わい
たぶん上手になっていると思うのです^ ^)
追い求めてかなった夢を皆様にも、というのがシナクラの思いです
当時の私にフォールディングコインは衝撃的でした。
そんなものがあることすら想像がつきませんでしたw
この感覚は大変貴重でいまでも忘れないようにしています。
マジック暦が長くなるとギミックの存在が当たり前になりすぎて
扱いをおろそかにしがちです(この場合は存在を秘密にするといった
意味合いの扱いです)
横道にそれました^ ^:)ねたばらしについてはそのうち詳しく書きますね
セットのコインは、それ専用のメダルと、ギミックメダル
説明書には古典的な方法が記されており。すり替えが必要
精度も高いわけではなく、ちょっと見れば線が見えます。
小学生の自分には大変敷居が高いことをやらなければなりませんでしたが
何度も失敗を繰り返しながらこつをつかんでいきました。
子供が大人をも驚かせることができる貴重なマジックだったのです。
道具の扱いは説明されていることプラス工夫と経験が必要です。
その後大学のときにやっと手に入れたシェルコインは、
ホッピングハーフのニッケルコイン。20数年前で12000円
憧れのジョンソンのギミック。フリッパーやCSBもほしかったのですが、
もっと高くて、一番安いので精一杯でした。
今手元にあるものと比べればまったく相手になりませんが、
当時最高峰のクオリティーにこれ以上のものの存在を想像する
ことすら微塵もありませんでした。
サムチップほどではありませんが、それらを使った手順には
工夫が必要でした。今風に言えばギミックにフォーカスを当てない
あからさまに隠しはしませんがよく見せない、注目を当てない工夫です。
今のように深いところまでの情報がなかった独学の私にとって
段階を踏んだ道具の購入は幸せでした。もし何も知らないでシナクラの
ギミックを手に入れていたら、きっとへたくそのままだったでしょうw
(まあ今でも上手ではありませんが)
極端に言えばばればれのギミックを使ってばれないような手順を組んだり
演じられるぐらいの技量があって、初めてプロクオリティーの
ギミックをもっても有効に使えるといったところです
パームの力が強すぎたり(最小限の力で操作できなかったり)
とにかく扱いががさつではお話にならないのですw
またギミックそのものを大切にする気持ちも養われずに手にすると
あまりよい結果にならないようです。
簡単なことです。大切にするということは、
丁寧にやさしく触ること。清潔にすること、大事に保管すること
ただ大事に保管は金庫にしまってw触れないといったものでなく
ちょっとした工夫です
パースにしまうとき、そのまま入れない、スタックしたり配置に
工夫をしてぶつかりにくく、変に力がかからないようにしまう。
かばんに入れるとき持った時下敷きにならない位置、動かない位置
圧力がかからない位置。
ポケットに入れた時ぶつかり難い、圧力のかからない場所
(お尻のポケットなんて言語道断ですw、まあ短い時間たちっぱなしなら
ありですけど)
気持ちがあれば、メンテナンスは自然にノウハウが蓄積していきます。
シナクラで行っているコインの燻しや均一化もあくまでも
初期の設定であって、本当の表情が出てくるのは
何年も丁寧に扱ってからのことになります。
私はケネディーシルバーは使い終わるごとに中性洗剤で洗って
ティッシュでやさしく拭きます。
たまに銀磨きの薬品や、布でお手入れすれば十分です
(100円ショップのもので大丈夫ですよw)
オールドコインは使用後はアルコールで軽く拭くだけ
銀さび以外の汚れがあれば中性洗剤で洗います
そうやって数年できた表情は、自分の技量そのものです
数年前、私の若い友人に私のジョンソンのシルバーシェルセットを差し上げました
(ジョンソン製の中でも大切にしていた精度の高いものでしたが
。。。まあ必要なくなったのです^ ^:)
最近彼の演技を見ましたが、上手なこともさることながら
コインをそれはもう手になじませて
自分が使っていたときより大変よい表情になっていました
そのとき、もうシナクラコインも十二分に扱えるなと思ったのでした
。。でも社会人になったときには買ってもらいますw
とまあプロの道具って単純だけど王道はないのです。
ここで購入される方はほとんどがそういった経験をつんだ
上級者の方々が多いのですが、もし初めてがシナクラで
お上手でも経験やそういった知識が必要な方にもノウハウの
コンテンツを増やしていく予定です。
最後にもうひとつ
私はずっと満足のいくシェルを求めてきました。
高いお金にもかかわらず、とんでもないものがたくさんありました
同じプロダクトにもあたりはずれがあり、よいものにめぐり合う
までかなり散財しましたw
でもせっかく手に入れても同じものが手に入らないかもしれないという不安から
使えないでいたのです。
それはお金ではなく偶然の部分が作用して安定しない不安からでした。
今は違います、どんどん使いますwどんなに使い倒しても、同様の、というか
さらに進化したギミックを作ってくれる友人がいるからです。
私のコインの表情も以前とは比べ物にならないスピードで
よくなって、最高のものをいつも使える喜びを味わい
たぶん上手になっていると思うのです^ ^)
追い求めてかなった夢を皆様にも、というのがシナクラの思いです
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