シナクラ チャレンジ02 ダブフロ用コインBOX MK様仕様
今回のシナクラ チャレンジは、
ダブフロコインオーナーのMK様よりオーダーを頂きました、コインBOXのご紹介です。
最初にオーナーのMK様よりオーダー 〜 完成BOXを手にされた感想を伺いましたので、以下記載します。
シナクラ:いつもご利用いただきありがとうございます。
普段からカスタムをご依頼いただいておりますが、
今回はコインBOXのご依頼ということで、最初はびっくりしました。
MK様 : コインボックスを使った手順に取り組みたいと思ったのですが、
何となくあまり他の人が持っていないものが欲しいと思いました。
ダブフロサイズに慣れてきたこともあり、
「もしかすると、お願いできるのだろうか?」と考えたのがきっかけです。
いろいろなコインボックスを見ていて、
角に丸みがあるデザインが素敵だと思っていたので、
こちらも思い切ってお願いしました。
シナクラ: いつか加工したいと考えておりましたので、丁度良いタイミングでした。
また、基本的に1品製作なので、
デザインや構造の設計思想を反映できるのもメリットの1つです。
角の丸みデザインは、機能とデザインの両面を持っていることに、
後で気がついた時の衝撃は大きかったです。
やってみないとわからないことが、まだまだ多いですね。。。
シナクラ: 完成したコインBOXはイメージ通りだったでしょうか?
MK様 : 希望通りのデザインであり、扱いやすくもあったので興奮しました!
とても気に入っているので、逆に言葉が見つかりません。
シナクラ: ありがとうございます。
完璧な構造にするのは中々難しいですが、
機能とデザインは追い込んでみました。
MK様仕様のオンリーワン製品に仕上がったと言えます。
シナクラを運営していて良かったと思える瞬間を与えていただき
感謝しております。
さて次は、製作時のイメージを記載します。
ダブフロ用のコインBOXは、いづれ制作する時が来るとは考えていました。
適当な寸法で良ければ、制作に何の支障もないのですが、
せっかく制作するのであれば、できる限り黄金比に近づけたくなってしまいます。でもコレがなかなか難しい。。。
というわけで、ずっと断念していたのですが、今回のご依頼により再トライです。
BOXの形状は、マジックの現象を確保した上で、使いやすく、見栄えが良いのが最低条件で、
より不思議な印象を与えれば尚よし!
問題は、ダブフロはハーフDと比べると重量が2倍以上。。。重い。。。
当然BOXを持つ指により負担がかかります。
よりエレガントな所作にするためには、持ち上げる動作で筋肉の強張りや筋を浮き上がらせてはダメ。
ココは製作者として妥協してはならぬ処です。
指の太さや接触面積などをインプットデータとして、
完全な黄金比は無理でも、
機能デザインさえしっかりしてれば、それに近いものは作ることができるはずです。
いろいろ試作をした結果、こちらを採用
完成一歩手前

コーナーに丸みを付与! ビジュアルが大きく変わりました。操作性も向上しました。
こういうちょっとしたことで、色々と変わります。

おおっ! イイ感じ

MK様仕様のコインBOX ボストンタイプの完成です。

コインBOXって量産品仕様が正しいと思っていましたが、
インプットデータ量や試作数の結果を考慮すると、
BOXのカスタムはアリですね。
1オーナー様 1仕様ってのも面白い。
※シナクラ チャレンジは基本的に面倒な制作を、吟古がすごい頑張ってやる企画です。
こんなのあったらいいな!って、アイテムを1個作るのは、かなりハードな仕事なので、気力が満ちた時に実行されます。
ダブフロコインオーナーのMK様よりオーダーを頂きました、コインBOXのご紹介です。
最初にオーナーのMK様よりオーダー 〜 完成BOXを手にされた感想を伺いましたので、以下記載します。
シナクラ:いつもご利用いただきありがとうございます。
普段からカスタムをご依頼いただいておりますが、
今回はコインBOXのご依頼ということで、最初はびっくりしました。
MK様 : コインボックスを使った手順に取り組みたいと思ったのですが、
何となくあまり他の人が持っていないものが欲しいと思いました。
ダブフロサイズに慣れてきたこともあり、
「もしかすると、お願いできるのだろうか?」と考えたのがきっかけです。
いろいろなコインボックスを見ていて、
角に丸みがあるデザインが素敵だと思っていたので、
こちらも思い切ってお願いしました。
シナクラ: いつか加工したいと考えておりましたので、丁度良いタイミングでした。
また、基本的に1品製作なので、
デザインや構造の設計思想を反映できるのもメリットの1つです。
角の丸みデザインは、機能とデザインの両面を持っていることに、
後で気がついた時の衝撃は大きかったです。
やってみないとわからないことが、まだまだ多いですね。。。
シナクラ: 完成したコインBOXはイメージ通りだったでしょうか?
MK様 : 希望通りのデザインであり、扱いやすくもあったので興奮しました!
とても気に入っているので、逆に言葉が見つかりません。
シナクラ: ありがとうございます。
完璧な構造にするのは中々難しいですが、
機能とデザインは追い込んでみました。
MK様仕様のオンリーワン製品に仕上がったと言えます。
シナクラを運営していて良かったと思える瞬間を与えていただき
感謝しております。
さて次は、製作時のイメージを記載します。
ダブフロ用のコインBOXは、いづれ制作する時が来るとは考えていました。
適当な寸法で良ければ、制作に何の支障もないのですが、
せっかく制作するのであれば、できる限り黄金比に近づけたくなってしまいます。でもコレがなかなか難しい。。。
というわけで、ずっと断念していたのですが、今回のご依頼により再トライです。
BOXの形状は、マジックの現象を確保した上で、使いやすく、見栄えが良いのが最低条件で、
より不思議な印象を与えれば尚よし!
問題は、ダブフロはハーフDと比べると重量が2倍以上。。。重い。。。
当然BOXを持つ指により負担がかかります。
よりエレガントな所作にするためには、持ち上げる動作で筋肉の強張りや筋を浮き上がらせてはダメ。
ココは製作者として妥協してはならぬ処です。
指の太さや接触面積などをインプットデータとして、
完全な黄金比は無理でも、
機能デザインさえしっかりしてれば、それに近いものは作ることができるはずです。
いろいろ試作をした結果、こちらを採用
完成一歩手前

コーナーに丸みを付与! ビジュアルが大きく変わりました。操作性も向上しました。
こういうちょっとしたことで、色々と変わります。

おおっ! イイ感じ

MK様仕様のコインBOX ボストンタイプの完成です。

コインBOXって量産品仕様が正しいと思っていましたが、
インプットデータ量や試作数の結果を考慮すると、
BOXのカスタムはアリですね。
1オーナー様 1仕様ってのも面白い。
※シナクラ チャレンジは基本的に面倒な制作を、吟古がすごい頑張ってやる企画です。
こんなのあったらいいな!って、アイテムを1個作るのは、かなりハードな仕事なので、気力が満ちた時に実行されます。
Silver Crown Young Head この日を夢見ていた (加工前編)
オンリーワンのカスタムシェルを作るのがシナクラ ポリシーの1つです。
そして今、クラウン銀貨のヤングヘッドが目の前に!なんとも重厚な質感を放っています。
こちらはコインオーナーのT様のご依頼品です。(ブログへの掲載許可を頂いております)
これだけのコインを集められたのは、もうスゴイの一言です。
いつか、このクラスのオーダーをいただけることを夢に見ていました。
私はモーレツに感動しています。じきに朝に追いつかれるというのに眠気はどこかに行ってしまってます。
モルガンもジュビリーも他のコインも歴史のある重厚感のある素晴らしいコインです。
しかし、ヤングはそれ以上で私を圧倒しています。
梱包を開けた時の”マジか。。。これ”
だめだ、私には、この感覚を表現する適切な言葉が見つけられません。。。
カメラのファインダー越しに見ると、さらに引き込まれそうな美しさを放っています。
カメラのセンスはないのですが、流石にそれを感じるくらい洗練されている。
1840年代の権力と芸術と技術の産物、
この美しさを表現できるカメラスキルがないのが悔やまれる。

ヤングビクトリア、紋章面に加えてリムに文字を刻んだデザイン。
これをシェルにするのか。。。重厚なデザインに加え、リム文字にダメージを与えないように、かつ、文字の深さのせいでシェルに穴が開かないようにしなくてはいけない。Ummシェルにしにくいトラップをいくつも仕込まれている。。。。


ハーフクラウン 32mmに対してクラウンは約38mm
ジュビリーはサイズアップしただけの印象でしたが、ヤングは別世界の印象を受けますね。
ジュビリーは中間のダブフロがあるせいだろうか。


人物像は2枚以上いれるべきではないような印象。多分1枚がヤングヘッドで残りが紋章の写真が正解なのだろうか?

まだこっちの方が良いが、構図が決まらない。(誰か教えて!)

加工の結果はまた後日。
別の団体から変なこと言われなきゃいいのだけれど。。。
シナクラ 吟古
そして今、クラウン銀貨のヤングヘッドが目の前に!なんとも重厚な質感を放っています。
こちらはコインオーナーのT様のご依頼品です。(ブログへの掲載許可を頂いております)
これだけのコインを集められたのは、もうスゴイの一言です。
いつか、このクラスのオーダーをいただけることを夢に見ていました。
私はモーレツに感動しています。じきに朝に追いつかれるというのに眠気はどこかに行ってしまってます。
モルガンもジュビリーも他のコインも歴史のある重厚感のある素晴らしいコインです。
しかし、ヤングはそれ以上で私を圧倒しています。
梱包を開けた時の”マジか。。。これ”
だめだ、私には、この感覚を表現する適切な言葉が見つけられません。。。
カメラのファインダー越しに見ると、さらに引き込まれそうな美しさを放っています。
カメラのセンスはないのですが、流石にそれを感じるくらい洗練されている。
1840年代の権力と芸術と技術の産物、
この美しさを表現できるカメラスキルがないのが悔やまれる。

ヤングビクトリア、紋章面に加えてリムに文字を刻んだデザイン。
これをシェルにするのか。。。重厚なデザインに加え、リム文字にダメージを与えないように、かつ、文字の深さのせいでシェルに穴が開かないようにしなくてはいけない。Ummシェルにしにくいトラップをいくつも仕込まれている。。。。


ハーフクラウン 32mmに対してクラウンは約38mm
ジュビリーはサイズアップしただけの印象でしたが、ヤングは別世界の印象を受けますね。
ジュビリーは中間のダブフロがあるせいだろうか。


人物像は2枚以上いれるべきではないような印象。多分1枚がヤングヘッドで残りが紋章の写真が正解なのだろうか?

まだこっちの方が良いが、構図が決まらない。(誰か教えて!)

加工の結果はまた後日。
別の団体から変なこと言われなきゃいいのだけれど。。。
シナクラ 吟古
シナクラ チャレンジvol.01_結果
チャレンジ内容:
Victoria penny(ヤング)のダブルフローリンサイズまでエキスパンドしてダブルフェイス を作ってみよう!
結果:成功!!!!!
φ34→φ36にエキスパンド。2mmは何ともクレイジー、SPESを余裕で超えてますし。
だいぶ前からどうやって作るかは、イメージしてきましたが
難易度は想像以上のSSSクラスでした。
左:エキスパンド 右:レギュラー

上下に重ねてみました。いやー何て言うエキスパンドよ!

ダブフロと同じサイズ。
これがレギュラーであれば皆ハッピーなんですけどね。

フェイスはもちろんジュビリーとヤングですよね。

ここまでくればダブルフェイスはあと一歩。写真はここで終わります。
ダブルフェイスの加工が完了しました。
いざ形になると、コッコッこれは!!!となりそうです。このコインを知っている人は特にね。


それにしても、これまでの経験を持ってしても大変な作業でした。
まあ、チャレンジ01にはふさわしい内容だったと思います。
コスト面から考えるとオンリーワンなアイテムになること間違い無いです。
これが出来たってことは、アレも出来るってことよね。これよりは簡単そうだし。
その内トライしてみようか。
吟古
Victoria penny(ヤング)のダブルフローリンサイズまでエキスパンドしてダブルフェイス を作ってみよう!
結果:成功!!!!!
φ34→φ36にエキスパンド。2mmは何ともクレイジー、SPESを余裕で超えてますし。
だいぶ前からどうやって作るかは、イメージしてきましたが
難易度は想像以上のSSSクラスでした。
左:エキスパンド 右:レギュラー

上下に重ねてみました。いやー何て言うエキスパンドよ!

ダブフロと同じサイズ。
これがレギュラーであれば皆ハッピーなんですけどね。

フェイスはもちろんジュビリーとヤングですよね。

ここまでくればダブルフェイスはあと一歩。
ダブルフェイスの加工が完了しました。
いざ形になると、コッコッこれは!!!となりそうです。このコインを知っている人は特にね。


それにしても、これまでの経験を持ってしても大変な作業でした。
まあ、チャレンジ01にはふさわしい内容だったと思います。
コスト面から考えるとオンリーワンなアイテムになること間違い無いです。
これが出来たってことは、アレも出来るってことよね。これよりは簡単そうだし。
その内トライしてみようか。
吟古
シナクラ チャレンジ vol.01
ほほう!twitterでは#パフォーマンスリレーや#マジックチャレンジやっているのか。
私もいくつかお蔵入りさせたテーマから1つ、シナクラ チャレンジしてみようかな。
『 テーマ:ダブルフローリンのダブルフェイスが欲しいんだぁーーー 』
ダブフロオーナーが行き着く問題、それは
ダブルフェイスどうすればいいんだぁ!!!
そう、φ36の流通銅貨がないんです。
シナクラ で現在用意できるアイテムはこの2つ
1. φ36のダブフロ記念銅貨(ベイルドタイプ)を使用(こいつもかなりレア)
2. センテシモスを使用(モルガンCSBに使っている銅貨)
そして過去に断念したのが、
ver. ヤングヘッドペニー × ジュビリーヘッド
こいつを今回シナクラ チャレンジするゼェ〜


直径差2mm。。。。。
どんだけEXPするんだよ。。。。スーパーを超えてウルトラ級だよ。。。
どんだけ時間とコストかかるのよ。。。そんな高いの誰が。。。。
過去に断念した理由はコレである。
この考え良くないですね。
元々シナクラ は無謀な挑戦を掲げていたのに、いつからか効率を考えるようになってしまったのね。。。。
でも、今のシナクラ技術力ならできそうな気がしてきた。
上手くいけば世界でもレアな、いや伝説級のアイテムよね。それに加えて意識の若返り!
シナクラ がやらないわけにはいかないね!
乞うご期待!
私もいくつかお蔵入りさせたテーマから1つ、シナクラ チャレンジしてみようかな。
『 テーマ:ダブルフローリンのダブルフェイスが欲しいんだぁーーー 』
ダブフロオーナーが行き着く問題、それは
ダブルフェイスどうすればいいんだぁ!!!
そう、φ36の流通銅貨がないんです。
シナクラ で現在用意できるアイテムはこの2つ
1. φ36のダブフロ記念銅貨(ベイルドタイプ)を使用(こいつもかなりレア)
2. センテシモスを使用(モルガンCSBに使っている銅貨)
そして過去に断念したのが、
ver. ヤングヘッドペニー × ジュビリーヘッド
こいつを今回シナクラ チャレンジするゼェ〜


直径差2mm。。。。。
どんだけEXPするんだよ。。。。スーパーを超えてウルトラ級だよ。。。
どんだけ時間とコストかかるのよ。。。そんな高いの誰が。。。。
過去に断念した理由はコレである。
この考え良くないですね。
元々シナクラ は無謀な挑戦を掲げていたのに、いつからか効率を考えるようになってしまったのね。。。。
でも、今のシナクラ技術力ならできそうな気がしてきた。
上手くいけば世界でもレアな、いや伝説級のアイテムよね。それに加えて意識の若返り!
シナクラ がやらないわけにはいかないね!
乞うご期待!